プレゼンテーションをする機会があるひとは多くないかもしれませんが、他人に何かを伝えるという行為は誰しもが日常的に行っています。
他部署への依頼、組織内での情報共有など、日常業務の大半は他人に伝えることが前提となっています。

スムーズな情報伝達は、組織の行動速度を高めます。

どんな伝え方だとうまくいかないのかを客観的に分析する機会を得ることで、情報伝達におけるNG行動を浮き彫りにし、誤解されない情報伝達ができる組織を作ることが本研修の趣旨です。

何をすれば良いのか、ではなく、何をするとダメになるのかの基礎を楽しみながら学ぶ研修です。

内容

映像作品は、受け手の視覚と聴覚に直接メッセージを訴えかける媒体です。
ところが、なかには受け手の理解を振り切って疾走する作品や、メッセージがぼやけてしまった作品があります。

そのような、うまく伝わらなかった映画を反面教師にして、伝えるコツを学んでいきます。

  1. メッセージが伝わらなかった映画のあらすじを見ながら、何故伝わらなかったのかを受けて視点で考えます。
  2. 米国でリメイクされた日本のホラー映画から、聞き手の属性によって変えなければいけないことは何かを整理します。
  3. 何を直したら、伝わるようになるかグループで意見交換をしながら伝え方の創意工夫を実践する。

受講者の声

  • 映画史の裏話やマイナー作品の話を笑いながら聞いているうちに、何が問題なのか体系的に見えてきました。
  • 作品概要を聞いているうちに「こうした方が伝わるのでは?」と自然とアイデアが引き出されていました。とても楽しかったです。
  • 自分も同じような失敗をしていることが客観的に見え、なぜ伝わらなかったのかが分かりました。貴重な機会をありがとうございます。