社内外問わず、良好な人間関係を構築することはパフォーマンスを高めるうえで欠かせません。

しかし、利害関係が生じる仕事上の人間関係では、信頼を得るまでに時間がかかったり、空回りして誤解されてしまうこともあります。

対話デザインの研修では、信頼とは何か、ひとはどのようにして信頼関係を構築してきたのかを人類学的視点から切り込みます。

信頼関係を作るテクニックではなく、信頼の本質を広い視野を持って考え、理解を深める研修です。

内容

古今東西、人類が信頼関係をどのように構築していたのかを、プレゼント交換の文化から紐解き、信頼関係が構築される経緯を俯瞰的にとらえる機会を提供します。

  1. 何気なく行っている贈りものの習慣から、そこに伴う礼儀と感情の関係を学びます。
  2. クイズを交えながら信頼と信用の違いを明確にしていき、チーム内でどんな条件なら信頼をしやすくなるか率直な意見交換を行います。
  3. 有名な文学作品から、信頼関係構築の上で不可欠な概念を掘り下げます。
  4. アフリカの労働組合を例に、組織内で信頼関係を構築する考え方を意見交換しながら考えていきます。

受講者の声

  • 普段意識していないことがらから、どんどん考えが深まっていくことが面白かったです。様々なものと結び付けて信頼関係を考えることがこれまでなかったので、理解を深めるとても良い機会になりました。
  • プレゼント交換にある暗黙の了解に目を向けることで、自分の考える信頼の輪郭がはっきりしました。
  • 信頼と信用の違い、人間関係構築の上で意識すると良いことがクリアになりました。